幕末を舞う蝶
鈴李が消えてすぐに障子が開いた。
スパ-ン
「翠珠ー!!今から甘味処に行きましょうっ!」
「ふわああ!!そ、総司」
「あれ?泣いて・・・泣かせたのは誰ですか?もしかして・・・」
「えっえっ!ち、違うから!ちょっと涙がでただけなんだよ!」
「・・・そうですか・・」
総司はあからさまに拗ねて向こうをむいた。
「総司?」
「・・・僕だって相談位聞けますよ?」
「へ・・・」
「僕に遠慮なんてしないで下さいね?」