幕末を舞う蝶
✡。:*第二章✡。:*
✡。:*再会と妬み✡。:*
鈴李…もしかして本当に睨んで……
「そういえば、まだその方の名前を聞いていませんでした」
「あっ!私は鐘成翠珠です。尊敬する人は総司です」
「っ!?……あ、そうですか!フフッ良かったですね尊敬してもらえて。沖田さん」
「そうですねぇでも、尊敬よりも……」
「「へ?」」
「何でもないですっ♪」
「翠珠…さん私は、鈴李と申します。何卒宜しくお願いいたしますね」
「ここ、こちらこそっ!」
やっぱり睨んでるように見えたのは気のせいだったんだね。
良かった。