幕末を舞う蝶
鈴李やっぱり総司が好きだったんだね・・・
なんであの時言って・・・
そうか、私が総司が大好きとかずっと言ってるから?言いづらかったの?
・・・ぅぅ・・・
「・・・す、ず?・・・」
「総司!?気がついたの!?」
「僕は・・・っ!!」
総司は私の背中から降りた。
「風邪みたいですねぇ・・・すいません・・・僕が連れて行ったのに・・・」
「大丈夫ですよ」
「それに、おなごの翠珠におぶってもらうなんて・・・」
「総司。土方さんの所に行きましょう?」
「なんでですか?」
「ちょっと・・・ね?」
「・・・わかりました」