幕末を舞う蝶


「永倉さん、原田さん・・・私は桜姫の巫女と言う1億年に1度生まれる治癒の巫女です」


「桜姫の巫女・・・」


「気持ち悪いですか?」


「翠珠?大丈夫ですよ。誰もそんな事は言いません」



総司は自分だって怖いくせに私を励ましてくれる・・・あぁ・・・こういう時不謹慎だけど
好きだなぁ、って感じるな



「うん!知ってるよ」


「なら、良かったです」



私たちは微笑み合った。

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