ぼくらのせかい




「ハチー??」


珈琲を買って帰ると、いるはずのハチがいない。

一旦自分の部屋に帰ったかな?と思い珈琲をテーブルに置くと、
ふと目につく、しまっていたはずの本。


母の日記。




背筋が凍りついた。



ハチに、知られてしまった。

私たちが、兄妹だと。



私がハチに、隠していたと。






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