ぼくらのせかい


突然私に目を向ける。


「あなたと八也が、仲良くしているのを知っているよ。こんなことは、私が言えたことじゃないかもしれないが…、あの子とは関わらないでくれないかな?
私たち家族を、これ以上乱さないでほしい。」





何を言っているのだ、この男は。

誰のせいなんだ。


どうして、そんなことが言えたんだ。




私たちは、ただ恋がしたいだけだ。






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