ぼくらのせかい


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いた。

ハチは、あの日と同じように、あの橋の上に。


あの日と同じように、ふわふわの髪をなびかせて。


「ハチ、」

「サチ、僕、思い出したよ。全部。」



ああ……、終わってしまった。


私たちの、二人だけの時間。







「大地くんに確かめに行ったんだ。あの日、僕が橋から落ちた日、なにがあったのか。」




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