不完全恋鎖
みぃくん
今日もみぃくんはよく行くカフェにてお気に入りのキャラメルラテをチマチマと飲みながら店内にいる女の子を物色している。
みぃくんはいつだってそう。
私が隣に座っていようがお構いなし。
それで気に入った女の子がいれば直ぐに声を掛ける。
もちろん、逆に声を掛けられても決して拒まない。
みぃくんはモテる。
そこそこ身長もあるし全体に細身ではあるけれど肩幅なんてガッチリしていてトータル的に見てもスタイルが良い。
顔ももちろん、申し分ない。
スッと通った鼻筋に引き締まった唇そして切れ長の目。
一瞬、女の人かと思ってしまうくらい綺麗な顔をしている。
少し長めのサラサラとした髪の毛は今は金髪だ。
みぃくんは髪の色をよく変える。
けれど最終的にはいつだって金髪なのだ。
どうして金髪にするの?って聞いたら。
「女の子に目立っていいじゃん。」
って言ってた。
そしてその美しい金髪をサラサラとさせながらまた新しい女の子を探すのだ。
ある時、みぃくんが真面目な顔して言った。
「俺さぁ、前世はイタリア人だったんじゃないかな。だから女の子見るとつい声掛けちゃうと思うんだ。」
みぃくんはイタリア人じゃなくてイタい人(じん)だと私は思う。
みぃくんはいつだってそう。
私が隣に座っていようがお構いなし。
それで気に入った女の子がいれば直ぐに声を掛ける。
もちろん、逆に声を掛けられても決して拒まない。
みぃくんはモテる。
そこそこ身長もあるし全体に細身ではあるけれど肩幅なんてガッチリしていてトータル的に見てもスタイルが良い。
顔ももちろん、申し分ない。
スッと通った鼻筋に引き締まった唇そして切れ長の目。
一瞬、女の人かと思ってしまうくらい綺麗な顔をしている。
少し長めのサラサラとした髪の毛は今は金髪だ。
みぃくんは髪の色をよく変える。
けれど最終的にはいつだって金髪なのだ。
どうして金髪にするの?って聞いたら。
「女の子に目立っていいじゃん。」
って言ってた。
そしてその美しい金髪をサラサラとさせながらまた新しい女の子を探すのだ。
ある時、みぃくんが真面目な顔して言った。
「俺さぁ、前世はイタリア人だったんじゃないかな。だから女の子見るとつい声掛けちゃうと思うんだ。」
みぃくんはイタリア人じゃなくてイタい人(じん)だと私は思う。
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