好きなの
び、ひっくりした...……見つかるところだった。
……杜季って言うのは、私の好きな人の名前。
去年同じクラスになって、最初はかっこいい人だなって思って見てた。
隣の席になって、話すようになって、
いつも無口なくせに
たまに見せる優しい笑顔に、私は目を離せなくなった。
ーーそれが始まり
だから、驚いた。
2年生になってから、会うことすらほとんどなかったから。
杜季は私の事、忘れてるかもしれないけど..……
私は今も……杜季の事が好きなんだ。