神様いけませんか?
欲しかったのは幸せな家族。
温かいぬくもり。
ただそれだけなんだよ。他には何もいらなかったんだ。
気がつくとベッドの上だった。視線の先には真っ白な天井。
ズキズキと痛む手首。
右の手には温かいぬくもり。
祖母が手を握ってくれていたんだ。
「美桜?」
目を開けたあたしに気づいた祖母はそう言って涙を流した。
温かいぬくもり。
ただそれだけなんだよ。他には何もいらなかったんだ。
気がつくとベッドの上だった。視線の先には真っ白な天井。
ズキズキと痛む手首。
右の手には温かいぬくもり。
祖母が手を握ってくれていたんだ。
「美桜?」
目を開けたあたしに気づいた祖母はそう言って涙を流した。