神様いけませんか?
ホテルから出ると外は土砂降りの雨。

あたしは雨に濡れながら家に向かう。右手からは血が流れたまま。


「ちょっと!」

後ろから声がしてゆっくり振り向くと、背の高い男の人が傘を持って立っていた。

これが彼との出会いだった。
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