天然幼なじみvs爽やかキャプテン
「いってぇ…。

それは、ないだろ…。」





怜央が涙目になりながら言う。





真顔で言うから余計イライラするんだよなぁ……。




天然すぎでしょ。





「あ、あのぉ……。」





個室から出てきた彼女が立っていた。





「おぅ!
もう、大丈夫か??」





彼女は、もじもじしながら





「はい、本当に…ありがとう、、ございました……。」






「怪我とか無かったみたいで良かった!!

そういえば、クラスどこだっけ??

わたし、送るよー!」





私が笑いかけると彼女も嬉しそうに微笑んだ。




「えっと、、、D組です。」




「はぁ!!!!」






怜央が大きな声をあげた。
< 16 / 54 >

この作品をシェア

pagetop