天然幼なじみvs爽やかキャプテン
私は、そのあとの記憶がなかった。


あまりにも、ショックすぎて。


けど、思いっきり泣いたのは覚えている。


親友を裏切った罪悪感が胸を焼きつくす。


口を何回擦っても、あの感触は消えない。



「お姉ちゃん、
ご飯だってよ……。」


隣の部屋の妹が呼びに来た。




「ごめん。
今日は、いらないや。」



妹は、

「そっか!!分かった。」

と言って下に駆け出していく。



優しい妹をもって良かったな。


ふと、思った。





てか、明日からどんな顔して学校行けばいいんだろう??



真由とも、連絡をとらないまんま翌朝になってしまう。




< 53 / 54 >

この作品をシェア

pagetop