魔法の国で



逃げないと…。

そう思ってベットから降りて歩き出すけどふらふらで倒れそう。


「あぁ、すぐに歩かないほうがいいぞ。
俺の術は強力だからな」

自慢とかいらないしっ…。

おかげでこっちはもう本当にふらふら…。

頭おかしくなりそう。


「そういえば、名を名乗っていなかったな」

「…俺の名はレオン。
この国を治めている王だ。」

「れおん…?」

れおん?レオン?レオン?れおん?


「え…っもしかして」

「そう、俺がお前の探していたレオン様だ」



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