明日も、生きる
私の世界が危ない
私は、何かとんでもないことに、巻き込まれた気がする





安東くんの影響かな?
それとも、ごうちゃん?
朝から、クラスの人々が私に挨拶をするの

その度に、ビクビクして、ペコッとして

帰りたくなる



私… 



多分、三兄弟と陽さん以外を
受け付けない体になったんだと思う



だって、怖くて震えるの



机にたどり着く頃には、誰にも顔を見られてないか不安で

軽い吐き気を感じる


助けて…






もう、保健室にも行けない

どうしょう

ガタガタと震える体を擦る


「おはよう」


安東くんの声が、教室に響いた


「あれ?森永?大丈夫?」


私の異変に気づいた安東くんは、少しづつ
私に近づいてくる


いや…


来ないで…




私の体、どうなったの!?

どうして、震えが止まらないの!?



怖い!!触らないで!!




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