明日も、生きる
私は世界を補修する
日曜日
ウィッグを仕立て直した
気晴らしにバイクで、ひとり海に行った
この海の向こうに、アメリカがあるのに
見えないなぁ
当たり前だけど、アメリカって遠いね
月曜日
顔色を良くするため、化粧を薄くして
制服を皆と同じように、可愛く着た
周りの声が聞こえないように、音楽を聞きながら
しっかり、顔を上げ、前を向いて歩く
皆の視線なんて、気にしない
ランウェイを歩くみたいに
私は違う私になる
教室に入って、1番にしようと決めていた
「おはよう」
「おはっ!!え!!おはよう… 森永?」
私を二度見する安東くんに笑顔見せ
「そうだよ?」
「かわいいな!!」
「そう?ありがとう」
クラスメイトが、ガヤガヤと私を見て騒ぐ
私に話し掛けてくれた、安東くんに1番に挨拶をしたかった
席について
「おはよう!
石井さん!今日のお昼よろしくね!」
昨日、ごうちゃんからお昼御飯を3人で食べようと誘われた
「うん!よろしくね!森永さん!
髪似合ってる!すごく可愛いよ!」
「へへっそう?ありがとう!!」
「あ~い、席付け~」
てっちゃんの爽やかな声
「おっ!森永!やっと半分元に戻ったな」
半分!?
皆も???になってる
なんのこっちゃだよ?てっちゃん…
休み時間になると、皆に囲まれた
可愛い、可愛いと褒めてくれた
気を遣わせてるなぁと、少し申し訳ない
昼休みは、3人でお弁当タイム
「俺、めぐの弁当がいい!!」
「ごうちゃんは、石井さんのでしょ!」
「じゃあ、森永さんの私に頂戴!!」
なぜか、お弁当を交換することになった
久しぶりによく笑っていると、自分でも
感心してる
ごうちゃんがいかに、天然かを石井さんに
説明するうちに
珠里ちゃん、めぐちゃん
と呼びあえるようになったよ
仲良くなるほど、別れを考えて
時々、胸がちゅんってなる
おかしいなぁ
なんなの?これ?
ウィッグを仕立て直した
気晴らしにバイクで、ひとり海に行った
この海の向こうに、アメリカがあるのに
見えないなぁ
当たり前だけど、アメリカって遠いね
月曜日
顔色を良くするため、化粧を薄くして
制服を皆と同じように、可愛く着た
周りの声が聞こえないように、音楽を聞きながら
しっかり、顔を上げ、前を向いて歩く
皆の視線なんて、気にしない
ランウェイを歩くみたいに
私は違う私になる
教室に入って、1番にしようと決めていた
「おはよう」
「おはっ!!え!!おはよう… 森永?」
私を二度見する安東くんに笑顔見せ
「そうだよ?」
「かわいいな!!」
「そう?ありがとう」
クラスメイトが、ガヤガヤと私を見て騒ぐ
私に話し掛けてくれた、安東くんに1番に挨拶をしたかった
席について
「おはよう!
石井さん!今日のお昼よろしくね!」
昨日、ごうちゃんからお昼御飯を3人で食べようと誘われた
「うん!よろしくね!森永さん!
髪似合ってる!すごく可愛いよ!」
「へへっそう?ありがとう!!」
「あ~い、席付け~」
てっちゃんの爽やかな声
「おっ!森永!やっと半分元に戻ったな」
半分!?
皆も???になってる
なんのこっちゃだよ?てっちゃん…
休み時間になると、皆に囲まれた
可愛い、可愛いと褒めてくれた
気を遣わせてるなぁと、少し申し訳ない
昼休みは、3人でお弁当タイム
「俺、めぐの弁当がいい!!」
「ごうちゃんは、石井さんのでしょ!」
「じゃあ、森永さんの私に頂戴!!」
なぜか、お弁当を交換することになった
久しぶりによく笑っていると、自分でも
感心してる
ごうちゃんがいかに、天然かを石井さんに
説明するうちに
珠里ちゃん、めぐちゃん
と呼びあえるようになったよ
仲良くなるほど、別れを考えて
時々、胸がちゅんってなる
おかしいなぁ
なんなの?これ?