明日も、生きる
栗原夫妻から、剛が順調に回復していると連絡があった

予定通り、9月に退院出来そうだ

石井に知らせると、喜んでいた
めぐの話題になると、石井と俺はいい勝負で、泣く
















9月




哲「剛~この野郎!栗原さん達に甘えまくって、迷惑かけてねぇだろうな!!」

剛「え?甘えていいって言ってたよ!」

篤「だからって、甘えまくってたらダメだよね?」


陽「バカだなぁ剛は……」




栗「あの……そちらの方は?」

哲「あっ すみません
忘れてました!あっすみません…
めぐが助けた方で、佐藤 華さんです」


佐「突然、すみません…
あのお礼を言いたくて……」


栗「そうですか!是非!!」


里「実は、めぐの荷物を整理していたら
手紙がありまして……いつ書いたのかしらね」


空港から、めぐが帰ることのなかった家へ


俺達は、『橘家の皆様へ』と書いた手紙を受け取った

俺だけ別に、『てっちゃんへ』の手紙があった


めぐの特別であることに、にやけた

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