未知の世界2
私はその日、朝からのモヤモヤとした気分のまま登校した。
体力は一日順調にもち、放課後は担任のところへ行き、学部の希望を出しに行った。
担任は喜んで応援してくれると言う。
ひとまずよかった。
あとは勉強して、大学に受かることだけを考えればいいんだと言い聞かせ、朝のモヤモヤをすぐに忘れられるように努力した。
その日の夜ご飯に、先生から10月にアメリカにいるご両親が帰ってくるも聞いた。
いよいよ、先生のご両親に会える。
私は記憶にないけど、私を引き取ってくれた方。
楽しみであるけど、昔の記憶が蘇るかもしれないと思うと、不安もあった。
またご両親の弟さんもうちに来るみたい。
初めて会う佐藤先生のご両親や親戚。
どんな方だろう。