未知の世界2

家に着くと、リビングでお父さんとお母さんにコーヒーを出した。






「なんか、かなちゃん、この家に昔から住んでたみたいな感じがするな。」






とお父さんが言うと、お母さんが








「幸治から聞いたわ。






かなちゃん、喘息で入院してたみたいね。





今は大丈夫?幸治、かなちゃんに家のことをやらせないで、あなたがちゃんとしなさいよ。」






と先生にいう。






私は慌てて、






「いえっ、私が先生にお願いしたんです。







家事はやらせて欲しいって。」







と言うと、お父さんもお母さんもビックリした顔をしていた。




「無理しなくていいんだからね。今日は私が晩御飯は用意するからね。」







とお母さんが言ったので、私は手伝わせてもらうことになった。






それかは二日後の旅行の話になり、それが終わると、先生の運転で私とお母さんは買い出しへ。






ビールや焼酎、ワイン。






晩御飯には手巻き寿司と決まり、食材を買った。






お母さんとの買い物はすごく楽しかった。





学校や勉強のことを聞いてくれて、本当のお母さんみたいだった。





私は最初、なんて先生のご両親を呼んだらいいのか、わからなかった。
 
   



けど、お父さんとお母さんでいいって、お父さんが言ってくれたから、そのように呼んだ。

  



そして夕方、、、






ピンポーン!






と玄関がなった。






ちょうど手が空いてる人が私しかいなくて、私が玄関へ。





玄関を開けると、そこには、、、






「えっ?なんで?」
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