未知の世界2

昨夜カーテンを閉めずに寝たから、と言っても私は寝ていないけど。



朝6時頃には日の光が部屋に差し込んでいた。



一晩先生の顔を見ていた。



だって、他に見るところがないんだもん。



おかげで体はあちこち筋肉痛。



「ん~。」



と言い、伸びをしながら私から離れる先生。



そのまま目を覚ましたみたいで、先生は隣にいる私を見た。



「あれ?どうして隣にいるんだ?」



はぁ?寝ぼけてる?



おかげで眠れなかったんだから。



私は先生に昨夜のことを話した。



そんなこと俺はしていないと一点張りだったけど、私の怒り方をみて、本当だったんだと気づいたみたい。



悪かったと何度も謝られた。



私は怒りが収まらず、もう一度温泉に向かった。



お風呂に浸かりながら、昨夜のことを思い出す。



本当に、ドキドキしたんだから!



あぁ、寝ていないから眠いよ。



ボーっとした頭でお風呂にから出て、部屋に向かった。
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