流れ星 ㊤
蓮「おい!美菜大丈夫か?」


美菜「う…ん。大丈夫かな……」



蓮「ったく……急いで俺から逃げようとしてたのか知らねーけど、ダッシュで走りやがって……。

ほら。本当は立てないんだろ?」

そう言い蓮はしゃがんで美菜をおんぶしようとする。


美菜「だ……誰も立てないなんて言ってないでしょ!!立てるよ!!」

そう言い美菜は立とうとするがなかなか立てない。


蓮「ほら、言った通りだろ!!無理に歩いたら悪化するぞ。遠慮すんなって!ほら!!」


美菜「う………分かったよ……。重いけどごめんね?」

そう言い美菜は蓮の背中に乗った。
< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop