もう君がいない


「美雪、、私、、」

「茉菜、だめだよ。自分ばっかり責めないで。」


さすが美雪、、。

私が考えてることなんてお見通し。

きっと、私が言おうとしたこともわかってる。


「茉菜のせいじゃないんだよ?」


ほらね、、?

すごいでしょ?美雪は。


でもね?美雪、、

私はもう、決めたんだ。



「私、やっぱりこのまま光貴と別れるなんて出来ない。今の光貴を一人にするなんて、そんなこと出来ないよ。」

「茉菜、、」

「きっと、神様が私に罰を与えたの。私が、自分だけ幸せになろうとしたから。」

「それは、、」

「美雪、、?私ね、もう決めたから。」


ごめんなさい。


蓮、、ごめんなさい。

光貴、、ごめんなさい。

美雪、、ごめんなさい。


みんな、、ごめんなさい。

私の自分勝手で、みんなを巻き込んでしまった、、。


「私、蓮のところには戻れない。私は、光貴のそばにいたい。光貴のことを、支えてあげなくちゃ。」

「茉菜、、」

「ごめんね?美雪。ありがとね。」


美雪は、私の代わりにたくさんの涙を流してくれていた。


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