“say thank you”

相川くんが…


……って…



「か、彼氏じゃないです…///」



「そうなの?」




保健室の先生はクスクス笑っている。





不意に右手に重みを感じて見てみると、




私の右手は相川くんにしっかりと握られていた。




「ひぃぃいい!!」



びっくりして飛び退くと相川くんが目を覚ました。





「…んだよ緒川。倒れといてもう元気いっぱいかよ」



いやいや、倒れた私の手を握ってそつちも寝てる方がおかしいから!!


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