俺様社長に振り回されるのも悪くない
お酒のチカラ
私はゆっくり社長の手を取り
そのまま自分の頬に当てた
『社長の手って温かい…』
「……ったく、なに言ってんだよ」
社長は私の隣に座り抱きしめた
「手だけじゃなく、身体も温かい」
そう言って社長に寄りかかった
『…歩けないからベットに運んでください』
もうどうだっていい。
今は社長に甘えたい……
社長の温かさに触れていたい
「ったく…」
そう言いながらも、私を抱きかかえ
寝室へ向かった
私は社長の首に手を回す
社長……いい匂いする
私は無意識に社長の匂いを嗅いでいた
「お前は犬か?」
笑いながら言うから
『わんっ』
そう言って社長の首を舐めた