俺様社長に振り回されるのも悪くない


目がさめると

『っ……頭痛いっ……』


あ……昨日、風呂上りに飲んだからだ
私は頭を押さえながら起き上がる


何時だろ……
時計を見れば10時すぎ


寝坊した、
……あ、休みだし
名取さんもいないんだっけ……

なら……また寝ようかな

そう思い、またベットに潜り込むと
背後から温かい物を感じた


えっ?と思い見ると
スヤスヤ寝ている社長がいた


あ…… ビックリした。
けど起こさなくて良かった


社長から少し離れようとしたら
社長の腕が伸びてきて引き寄せられる


『えっ?……わぁっ』


社長に後ろから抱きしめられて寝てる形


「もう俺から離れられないぞ」


『は?何朝から言ってるんですか』


朝から何言ってるんだか…


「フっ……その格好でよく言うよ」


は?その格好?
私は自分の身体を見た


んーーーーっ!
ふ、ふくっ!下着すら付けてない


『なっ、な、な、なんで?』


どうして全裸なのか全くわかんない
恐る恐る社長を見ると
社長も何も着てない
いやいや、社長が上半身裸なのはいつものこと……けど……
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