俺様社長に振り回されるのも悪くない


私がソファに座ると私の向かいに名取さんが座る、そして何故か社長が私の隣にどかっと座る


『……なんで社長が私の隣に座るんですか?』


「あ?」


あ?じゃないよ……全く。

『名取さん、笑い事じゃありません』


笑いたいだろうに、何故か名取さんは笑うのを我慢している顔


「失礼しました……それでは本題へ移ります。本日から久里さんには社長秘書を業務と致します。」


そりゃ、そうだろう。
だって社長室に机があるんだから


「っと言っても、今までの秘書業務は全て私が致しますので、ご安心を」


え!?
なら、私は何をするの?
何のための社長秘書?

本当に意味がわからない。
名取さんは、追い打ちをかけるように
わけわかんない事を言い出した。
< 16 / 334 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop