俺様社長に振り回されるのも悪くない
私がソファに座ると私の向かいに名取さんが座る、そして何故か社長が私の隣にどかっと座る
『……なんで社長が私の隣に座るんですか?』
「あ?」
あ?じゃないよ……全く。
『名取さん、笑い事じゃありません』
笑いたいだろうに、何故か名取さんは笑うのを我慢している顔
「失礼しました……それでは本題へ移ります。本日から久里さんには社長秘書を業務と致します。」
そりゃ、そうだろう。
だって社長室に机があるんだから
「っと言っても、今までの秘書業務は全て私が致しますので、ご安心を」
え!?
なら、私は何をするの?
何のための社長秘書?
本当に意味がわからない。
名取さんは、追い打ちをかけるように
わけわかんない事を言い出した。