俺様社長に振り回されるのも悪くない
開けた目にうつったのは
優しい顔の社長の顔
「ふっ……起きた?」
その顔にドキッとした
「煽るな」
『煽ってなんか……』
「家に帰ったらたっぷり可愛がってやる」
そう言って私から離れ横に寝る
「……本当に良かった」
社長が私の頭を撫ぜながら言う
「……仲直りはすぐしよう。夏希の笑顔が見れない毎日は辛い」
本当に切なそうに言う
『……そうですね。必ずその日のうちに仲直りしましょう』
『あ……あと。約束ですが、少し訂正してもいいですか?』