俺様社長に振り回されるのも悪くない
『だ……だめっ……足が……』
怪我をしてるから
社長にこれ以上負担はかけたくない
それが社長が望んでいても……
「俺にしがみついてろ」
そう聞こえたと同時に私の身体は浮いた
『きゃっ』
後ろにいた社長の顔が目の前にある
社長と抱き合う形になると
恥ずかしさが倍増する
「可愛い……」
そう言って、あのキスをする
ちゅっ……ちゅっ………ちゅっ
「ちゃんと捕まっとけ」
えっ?
そう思ったら
社長が私の中へ……
『っ……あっ…あっ……だめっ…』
頭がついていかない
っていうか、何も考えられない
「ちゃんと捕まってるな、ご褒美だ」
そう言った社長は私に濃厚なキスと
激しい動きをプレゼントしてくれる
それからは何を言われたのか
何をされたのか……
何を言ったのかも覚えておらず
次に気がついたのは翌日の朝だった