俺様社長に振り回されるのも悪くない


「今の仕事は……薫に任せるつもりだ、あいつなら上手くやっていける……名取には薫をサポートしてもらう」


え……。
私はてっきり
社長と名取さんで
そのやりたい事をするんだと思ってた


『……私は?』


「は?夏希は俺についてくるって言っただろ?あれは嘘か?」


『ち、違うよ……ついていきます』


社長の怒りっぷりに
名取さんは苦笑いしている


「これから1年かけて、薫に引き継ぎをしていく、常に薫と行動する事になるだろう…忙しくなる、だから夏希は広告に戻ってもらう」


広告に?
……私が秘書なら邪魔って事?


良からぬ事を考えたのは一瞬
< 261 / 334 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop