俺様社長に振り回されるのも悪くない


「さて、親父さん達が帰ってくるまで、少し寝るか」


そう言って私に抱きついてくる


『うん……って、お父さん達がいないの何で知ってるの?それに施錠してあったのに、どうやって入ってきたのよ?』


確か……鍵が開いた音がした


「ん?鍵持ってる……眠い」


『鍵?なんで?…あ、ちょっと社長、起きてください。話を……』


だめだ
社長は寝息を立てていた


その寝顔を見たら、もう何も言えない
社長……ワイシャツ着てた
ってことは、仕事帰り真っ直ぐきたの?
寝ないで来たら、眠いよね



『ありがとう』


私も眠ることにした
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