俺様社長に振り回されるのも悪くない

「朝飯は名取が作ってる」


社長はお風呂から上がり
下はスエット
上は……裸

バスタオルで頭をガシガシ拭いていた


『しゃっ……しゃちょ……何か着て』


私は目を背けた
だって…男の人の身体なんて
あんまり見ない。

しかも……社長の身体
意外と筋肉ついてて……見てらんない


そう思っていたら
後ろから私を抱きしめた


『えっ……あ…社長……』


「恥ずかしいの?」


『えっ?はっ?……男の人の裸なんて見慣れないですから……』


「フッ……俺も恥ずかしい…二人きりだから」


思っても見ない社長の言葉に
ドキッとしてしまった


「俺と暮らすの嫌?」


社長は私の耳元で話す
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