俺様社長に振り回されるのも悪くない
私は社長にしがみついて
息を整えていた
「名取がカンカンだ」
はっ…はっ……
あっ……!やばい。
『しゃ…社長のせいですから』
私は社長から離れて服を整える
ふぅ……
『行ってきます』
そう言って書斎を出た
急がないと……
急いで名取さんが待つ所へ急いだ
エレベーターを降りると、
名取さんが待っていた
『遅くなってすみません』
「ん、社長に捕まってたのは想定内だから」
そう言って笑いながら歩く
想定内か……
そう思うと、こっちが恥ずかしい。
名取さんがドアを開けてくれ
車に乗り込む
それは昨日乗った車と同じ
そして、後部座席。