どっちを選べばいいの?
(夏穂SIDE)
あれから何分がたっただろう。
私と由宇くんは、周りに人がいることに気ずき、すぐ離れた。
「ご、ごめん...!」
「だ、だいじょうぶ、だよ。」
恥ずかしー。
周りの人たちガン見してた...
「あっ、そうだ!俺たち二人だけの秘密の場所決めない?」
秘密の場所?ワクワクしてきた!!
「うん!いいねー。私、そういうの大好きっ!」
そして、私はいい場所があると思い出した。
「私っ、いい場所知ってるよ!行ってみない?」
「じゃあ、行ってみよー!」