どっちを選べばいいの?

あ、今何時だろう。



俺は、自分のスマホをズボンのポケットから出して確認した。



え!もう5時半だ。もうそろそろ帰ろっかな。



「じゃあ、もうかえるわ。」
「え!?もうそんな時間?」



夏穂は自分の部屋にかけている時計を見ながら言った。



「遅くなったら、由宇くんのお家の人、心配するよね!」
「うん、多分。じゃあ、バイバイ。」



俺は、ワークをカバンの中に入れて、立ち上がった。夏穂もいっしょに立ち上がった。



「バイバイ!また明日ね。」
「おう!また明日来るからな。」



そして俺は、階段を降り、玄関を出た。



あー。楽しかった!



よし!がんばって花火大会までには課題を終わらせるぞ!
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