どっちを選べばいいの?
由宇くんの、背中を見ながら歩いていたら、いきなり由宇くんが、歩きながら振り向いた。
「なぁ、夏穂!」
「何?」
「夏休みの課題、全部終わったんだ!」
「え!本当!?よかったねー!」
そう、実は昨日、私が家の用事ができて、いっしょに勉強できなかったんだけど、由宇くんが一人でがんばるって。
「おう。夏穂のおかげ!ありがとっ!」
「うん!」
「マジかよ!由宇終わったのかよ!俺なんかまだまだだぞ〜。」
上くんが、焦った感じで話した。
そして、彩香も話した。
「上くんって、いつものんびりしてるよねー。」
「まぁね!」
上くんは、鼻を伸ばして言った。
「褒めてませんー!」
彩香は、いつもどうりに話している。
緊張、ほどけたかな?
そして、4人でおしゃべりしながら歩いていること、10分!
出店が見えてきた〜!
クレープ!カキ氷!ヨーヨー釣り!わたがし!りんごあめ!
いっぱ〜いある〜〜!ほとんど食べ物にしか目がいかないよ〜。