どっちを選べばいいの?
そして、放課後...
由宇くんと校門で待ち合わせ!
由宇くん先に行ったみたい、早く行かなきゃ!
そして、私はカバンを持ち、教室を出ようと思ったら……
「ねぇ、夏穂ー」
私は、声がしたほうへと顔を向けると。そこには、彩香がいた。
彩香は、カバンを持って、私の所まで来た。
「ん?何?」
「宮村くんと二人で帰るんでしょ?」
な、なんで知ってるのー!?
「え!?」
「だって、校長先生の話しのときに言ってたじゃん!!」
あぁ、そっか。彩香は、私の前に並んでたっけ。
「あ、うん。あ!!由宇くん待たせてるから、行くね!バイバイ!」
「バイバーイ!がんばってねー!」
え?なんで、がんばれ?
「何を?」
「なんでもないよー。ほら、行った行った!」
まぁ、いいやー。
そして私は、走って教室を出た。