Open
「扉は優しく開けよか!!」

キレ気味の大ちゃんは
声を荒げてそういった。

「はな!迎えに来た!
やっと終わったよ~」

「翔くん!お疲れ~」

「五十嵐!お前は扉の気持ちを
考えた事があるのか?!」

大ちゃんはキレてるのに
翔くんは笑ってる。

「なになに⁈ キレてるの?
てか!顔 汚れてる どうしたの」

「ふふっなんでもない
大ちゃん キレる前に帰ろ」

私はそう言って翔くんの手を引いて

「大ちゃん!ばいばーい」

「ばいばーい」

と言って扉を閉めた。
< 5 / 12 >

この作品をシェア

pagetop