約束の果てに
向かって来る西中の奴等を俺達は容赦なく殴った
慎悟「なんか今日の直人さんいつにもまして怖くないすか?」
和也「分かりやすいなあいつは」
どさっ
喧嘩は俺達の勝ちだった
血の味がすんな…口切れたか…
その時西中の1人が声を上げた
「おいっ動くなよ!この女が痛い目みるぞ!」
女…?まさか…
直人「千尋!?」
なんで千尋がここに居るんだよっ
しかもなんで捕まってんだよ!
和也「千尋ちゃん!おい直人どうすんだよ!」
そんなの俺が知りてぇよ!!
千尋「なおくん…ごめん…私…」
あーくそ
千尋がここに居ることより先にあいつ助けねぇと…
でもどうやって…
ドカッ
慎悟「女の子人質に取るなんて情けねえな」
慎悟が背後から相手の頭を殴って気絶させた
和也「よし!ナイス慎悟!」
千尋!慎くん、和くんありがとう」
和也「千尋ちゃんが無事で良かったよ」
慎悟「マジで焦りましたよ」
直人「ありがとうじゃねぇだろお前!
お前自分がどんな目にあったのか分かってんのか!
来んなって言っただろ!?なんで来た!」
和也「落ち着けよ直人」
落ち着いてられるかよ
逆になんでそんなに落ち着いてんだよ…
千尋「…ごめんねなおくん
私…どうしても心配で…」
直人「俺の事なんて心配しなくても大丈夫なんだよ!」
千尋「なおくんが好きなんだもん!
だから心配するんだよ!
またそんな傷作って…私見てられない
なおくんになに言われたって私はなおくんの側に居る!」
なんなんだよこいつ…
本当に意味分かんねぇ…
直人「勝手にしろよ…」