約束の果てに


あれから毎日千尋は溜まり場に来た
すっかり皆と意気投合して不思議な奴だった

しばらくたったある日いきなりこんな事言い出した


千尋「なおくん私達って付き合ってるの?」


吹き出すかと思ったさ


直人「いきなり何言ってんだよ」



千尋「だって分からなかったから…」



直人「……じゃなきゃ一緒に居ねぇよばーか」


って言って俺はキスをした


自分でも分からなかった
なんでそんなことしたのか


顔が熱いな…


俺はこいつの事を好きとかよく分からなかった
でも千尋が隣に居るのは心地が良かったんだ


だけど別れは突然訪れた



千尋「…なおくん私と別れて欲しいの」



直人「は?」



意味が分からなかった
なんでそんなことを言うのか俺には理解出来なかった

理由を聞いても千尋は何も言わなかった
それにムカついた


直人「…そーかよ。勝手にしろよ。じゃーな」


ショックだった。だからムカついた


そしたら次の日、千尋が引っ越したって連絡が先生からあった
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