約束の果てに
桜「琉!?なんでここに居るのよ!」
やばい…
直人「千尋、俺の後ろに隠れてろ」
俺はこそっと伝えた
琉「お前等が教室に居ないんだから何かあったとしか思えないだろ…さてそいつだけど」
もしかして除霊する気か?
蓮「待って琉!除霊なんて…」
琉「除霊しねーよ。話は全部聞いてたからな
事故にあったショックで一時的に記憶をなくしてんだろ。俺も協力する」
直人「本当かっ?サンキュー琉!」
琉が一緒なら心強い
琉の凄さは身をもって知ってるからな
琉「けど早く思い出して成仏させないと直人の生命力がどんどん無くなっていく
俺が判断してそれまでに記憶が戻らないようなら強制的に除霊させて貰うからな
お前名前は?」
千尋「あ、三上千尋です」
琉「他に何か覚えてないのか」
千尋「はい…なおくんに会いに来た事しか今は…その理由も分からなくて…」
琉「その思いが強かったんだな
直人の事覚えてただけいい
何も覚えてなくて浮遊霊になってたらいずれ悪霊になってただろうよ 」
直人「まじかよ…」
琉「とりあえず思い出さない事には進まない
直人のその中学ん時の仲間に会いに行ってみるか」
直人「今からか?」
琉「当たり前だ。命削られてんだ
お前もう少し危機感持て」
分かりにくいけど心配してくれてんだよな…
直人「分かった。連絡してみる」
琉「先にお前等の中学に行ってみるか」