約束の果てに

桜「行っちゃったね」


蓮「うん…」


いつも一緒に居たから琉が隣に居ないのが不思議な
感じ…

頑張ってね琉


蓮「帰ろっか桜」


桜「そうね。今日は休日だからどこか遊びに行こうか」



蓮「行く!」



琉が居なくても桜が居てくれるからくじけずに頑張れる
今日から1週間頑張ろ!



蓮「ただいま」


家に着くとお母さん達は出掛けていて誰も居なかった

私は階段を上がって自分の部屋のドアを開けた


『あ』


蓮「え?」


桜「ちょっとあなた誰っ!?」


家に帰って来て自分の部屋を開けるとそこには霊が居た


『お帰りー☆ここお前の部屋か?良い部屋だな♪』


にっと笑う何だか陽気な男の幽霊

なんで私の部屋に?

色々考えて停止してる私に幽霊は近付いて来た


『もしもーし?聞いてる?』


蓮「きゃっ…!?」


近い!


桜「ちょっと!誰だか知らないけど蓮に近付かないでくれる!?」



なになに…!?どうゆう事!?
なんで私の部屋に居るの?この人は誰!?


『あ、自己紹介がまだだったな!
俺の名前は中村裕哉!因みに24歳独身!よろしくな!』


満面の笑みで自己紹介されたけど…全くついていけない


桜「ちょっと!よろしくって何よ!
こっちはあなたと仲良くする気はないの!早く帰ってよ!」



裕哉「おーこっちの子は美人なのに気が強いな♪
でもそうゆう子嫌いじゃない♪」



桜「………!?」



桜が怯えてる?
この人軽いっていうか…正直私達には苦手なタイプ…


裕哉「んー蓮ちゃんって言ったっけ?
ちょっと助けてくんない?」



桜「ちょっと!気安く蓮の事呼ばないでよ!」



蓮「助けてって…何ですか?」

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