約束の果てに


左手に光るシルバーの…でも少しピンクっぽいシンプルなリング


なんだか突然過ぎて戸惑ってしまう


蓮「琉…これって…それに今の本当に…?」



琉「…一度しか言わないって言っただろ。返事は?」


嬉しくて…目の奥が熱くなった
そして涙がこぼれた



蓮「…はい……!」



精一杯声にして出した



琉「泣き虫」



琉はそう言って笑った


桜「ぐすっ…蓮良かったね…!
琉なら蓮の事分かってくれてるし守ってくれる。私は琉なら賛成だよ…!」


桜まで泣いて喜んでくれた


祝福して貰えるってこんなに嬉しい事なんだ…
本当に幸せを感じた


そしてもっと琉の事を好きになった


桜が居て琉が居て…
その幸せがずっと続くように祈った
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