約束の果てに
藍子「…まさかあの人数を一瞬で徐霊しちゃうなんて…琉強くなったの?私を徐霊するために?」
平澤は変わらず不気味な笑みを浮かべた
表情が変わらない…!何考えてやがる…
にしてもだ…もう札は御神木のただ1枚
そして体力ももう残ってない…これで最後だ!
琉「平澤…お前を徐霊するためじゃない!
あいつらを守る為に強くなったんだ
これで本当に最後だ
お前も安らかに眠れ…!」
俺は平澤に向かって最後の札を投げた
パリーン…ザクザクッ…
琉「なっ!?」
バラバラに切り裂かれた御神木の札が地面に落ちていく
桜「ポルターガイスト!」
藍子「残念だね琉?」
まさかポルターガイスト使ってくるとは…
油断してた…!
最後の大切な札だったのに…
ドサッ…
桜「琉っ!!どうしたの!?しっかりしてよ!!」
藍子「あーぁ。もう限界なのね
そうとう無理したみたいね
でもこれくらいじゃ私の気は済まないから覚えておいてね
また会おう?琉」
そう言い残すと平澤は姿を消した