約束の果てに
…にしても今日もいっぱいいる
ううん…いつもより多い…
桜「嫌な感じ。みんな私達の事見てる」
琉「みんなお前等を狙ってんだ
ま、札があるから近づいては来ないけど油断はするなよ」
桜「どうして安藤君は除霊師に?」
琉「別に…」
素っ気ない返事
私…安藤君の事何も知らない…
もうすぐ学校に着く所で安藤君が口を開いた
琉「桜…お前この前みたいに力をあんな風に使うなよ」
桜「どうしてよ」
琉「その力はあんな事に使うものじゃない
桜のその力は蓮を守る為に使え」
……安藤君…?
桜「蓮の為に…分かった」
最初はあんなに反発してたのに…
安藤君の言葉にはすごく…重みがある