約束の果てに

琉「それより札の効力が弱まってるな」


桜「弱まるって…そうなの?」


琉「当然だ。ずっと持ってられるほどの力はない。もって1週間ってとこか
それ以上は効力が弱まりさっきみたいに襲って来る」



そうなんだ…



琉「蓮、札貸せ
その札にもう効力はない。ほら新しい札」



安藤君は新しい札を私にくれた


琉「今更だけどその札を
破ったり、濡らしたり、燃やしたりすると効力を失うから気をつけろよ」



蓮「そうなんだ…分かった」



それだけ大事なお札…注意しなきゃ…


この旅行の日程は1日目は東京到着、観光名所を周り2日目は1日ディズニーランド。3日目はスカイツリーって感じになってる


バスや新幹線を乗り継ぎやっと着いた東京
驚いたのは人の数


桜「迷子にならないようにね蓮」



う……不安だ……


純・遥・蓮「可愛いー♪」


私達は小さなお土産屋さんに来ていた
色んな物がある中私はある物に目が止まった


……桜のストラップ…

ガラスの中に小さな桜の花が入っていてキラキラして綺麗…


蓮「…へぇ…本物の桜の花を使ってるんだ」



桜「蓮は桜が大好きだもんね。私も欲しいな」



蓮「本当?じゃあお揃いね!」



純「蓮1人で何ブツブツ言ってんの?」



や…やば…


蓮「これ可愛いなって思って!」


純「あ、本当だ」


蓮「私これ買って来るね!」


純「2個買うの?」



蓮「うん!」



私は急いでレジへ


危なかった…もう少し注意しなきゃね
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