約束の果てに
*琉*
朝、学校に来たら蓮の姿が無かった
そして蓮といつも一緒に居る連中が騒いでいた
純「あっ!メール来た!風邪だって」
遥「そういえば昨日も早退してたもんね
大丈夫かな?」
蓮が早退―?
俺は昨日はちょっと用事があって学校を休んでた
純「でもそれだけじゃないんじゃない?
ほら安藤君とふじ(直人)の事もあるし…」
ガタッ
琉「その話詳しく聞かせて」
――――…あ―ぁ学校休んじゃった…
でも今は誰にも会いたくない…
思い浮かぶのは桜の事ばかり
桜…どこ行ったんだろ……
お札が無いのに大丈夫かな…
って……私のせいなのにね
桜はずっと苦しんでた
きっと…私の事を怨んでる
――――…ピンポーン…
…誰?
……ピンポーン…
何だろ…
私はベッドから起き上がり玄関に向かった
玄関を開けてそこに居たのは…
蓮「琉…?」