約束の果てに
次の日の朝
桜「蓮急いで!学校遅れるよ!」
蓮「分かってる!行って来まーす!」
相変わらず私の朝は忙しい…
もっと早く起きれればいいんだけど…
琉「たく…お前もう少し早く起きれないのかよ」
玄関を開けると外では琉が待っててくれた
昨日琉と話が出来て離れていた分距離が近づいたような気がする
今日からまた一緒に居られる
それが嬉かった
蓮「大丈夫!間に合ってるから!」
琉は小さくため息をついた
琉「はぁ…大丈夫じゃねぇから言ってんだよ…ほら、行くぞ」
こういうところは前と変わらないよなぁ
でも琉だもんね
私は琉の後を追いかけた
学校に着くと賑やかな声が溢れていた
純「あ!蓮おはよー」
蓮「おはよ」
純「…安藤君が一緒って事 は仲直りしたんだ?良かったね♪」
う…やっぱり気付いてたのかな…
蓮「うん。ありがとう純」
直人「蓮」
後ろを振り向くとなおが居た
蓮「なお!おはよ」
直人「…その様子だと大丈夫だったみたいだな」
なお…いろいろ心配かけちゃったな…
蓮「うんなおのおかげ!ありがとう」
直人「…蓮、話あんだけど今いいか?」
話?琉の事かな?
蓮「うん」
私はその場を移動しようとした
そしたら急に琉に腕を捕まれた
琉「俺も一緒に行く
直人にも説明しなきゃだろ」