約束の果てに
私達は誰も居ない屋上に来た
キーンコーンカーンー…
授業が始まった
さっきまで騒がしかったのにシーンと静まり返ってる
直人「…琉お前大丈夫かよ」
琉「あぁ…こいつ等のお陰でな」
琉…いつも馬鹿にされてばかりだから
嬉しいな
琉「…お前にも色々心配かけたらしいな」
直人「気にすんなよ。俺より蓮がやばかったしな」
蓮「そんな事ないよ!」
私はただ琉が心配だっただけだし…
直人「それで、どうするつもりなんだよ」
琉「…今週の土曜に会いに行く」
琉…なんだかいつもより……
桜「蓮、気持ちは分かるけど私達が弱気になったら駄目でしょ?」
桜…自信ないな…
私は何が出来るんだろ…
直人「土曜…本当に大丈夫なんだろうな」
琉「気になるならお前も一緒にこいよ」
蓮「え?」
琉、何考えてるの…?
私だけじゃなくて桜もなおも驚いてた
直人「珍しいな?琉がそんな事言うなんて」
琉「その方が都合がいいからな…」
都合?
一緒に居るけど琉ってやっぱり良く分からない…