*完結* 星野と高瀬のばあい
オープンしてまだ間もないのか、店内に入ると清潔な木の香りがした。
こぢんまりした丸いパイが並べられたショーケースの奥に、レジカウンターがある。先払いシステムのようだ。
ショーケースの中の、『ミートパイ』という文字に目が留まった。
ミートパイだ、思わず口からもれる。
「あ、すみません、ミートパイ1コください」
高瀬が、三角巾とエプロンをつけた店員に声をかける。
はい、かしこまりました。若い女性店員の明るい声が返ってくる。
「あと、なんにする? たぶん2コくらいでちょうどいいんじゃないかな、この大きさだと」
こぢんまりした丸いパイが並べられたショーケースの奥に、レジカウンターがある。先払いシステムのようだ。
ショーケースの中の、『ミートパイ』という文字に目が留まった。
ミートパイだ、思わず口からもれる。
「あ、すみません、ミートパイ1コください」
高瀬が、三角巾とエプロンをつけた店員に声をかける。
はい、かしこまりました。若い女性店員の明るい声が返ってくる。
「あと、なんにする? たぶん2コくらいでちょうどいいんじゃないかな、この大きさだと」