~You Are My Sunshine~
▷必死
ヒロが去ってから、俺はカフェへ行った。


「本当にいいんですか??直樹くんが食べたいところでいいですよ?」


「本当だよ(笑)それに朝日ちゃんこそ、カフェの食いもんで足りる?お腹空いてない?」


「わたしは大丈夫です!食べ過ぎると、眠くなっちゃうし…」


「っはっはっはっは!」


「な、なんで笑うんですか!/////」


「だって、食べ過ぎると眠くなるって…子供かよ(笑)」


「…じゃあいいです!一人で食べてきます!」



朝日ちゃんも怒るんだー、なんて呑気に一人で考えていたら、朝日ちゃんは一人でカフェへ入っていった。



「あっちょっと!」



追いかけて入ると、テーブル席に一人で座っていた。

何も言わずに席に着く。


「あーさひちゃん、怒っちゃった?」


「愚問です!」


「まぁまぁ、なんか食べよう!俺奢るから!」


「それはダメです!今日会った人に奢ってもらうなんて…友達とかだったらまだしも…」


「じゃあこれから友達になればいいじゃん」


俺はメニューを見ながら言った。


「えっ?」


「てか俺、朝日ちゃんのおばあちゃんも知ってるんのよ?(笑)これで友達じゃなかったら、俺悲しいわ(笑)」




どうにかして仲良くなりたくて、

咄嗟に友達なりたい発言。

ちょっとチャラい感じもするし、何よりちょっと必死だよね(笑)



でも…


この時にはもう、朝日の方に気持ちが向いてたのかな。
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